☆姫宮ひづき☆
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1/6の同居人

ロウラの日常

 

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2005/7/8
七夕2005


さ〜さ〜の〜は〜、
さらさらにゃ〜☆


あれ、ニャルルゥ?
それどうしたの〜??

ささじゃん〜!

もらったにゃ〜!


七夕かざりを作るにゃ〜!

さんせ〜!!

んじゃ、たんざく用意してくるね〜☆

なになに、何事?!


あのね、七夕祭りだから、七夕かざりを作るの。

七夕?
なにそれ??

闇姫ちゃん、七夕知らないの?!

天界を舞台にした織姫と彦星のトゥルーラブストーリーにゃ!!





むか〜しむかしのことです。
天界の天の川のほとりに、天帝の娘で織女と呼ばれるとても美しい天女様が住んでいました。
いわゆる織姫様です。
織姫様は機を織るのがとっても得意でした。


ですが年頃になっても家に閉じこもって機を織ってばかり。
彼氏の一人も作らず嫁に行く気配もないのを見かねた天帝は、


やっぱりいい年して彼女も作らず、ひがな牛追いの仕事ばっかりしてる、 仕事大好き人間の牽牛〜通称彦星様〜を、


引き合わせて見たところ二人は意気投合!
なんとめでたくゴールイン!!
幸せな結婚生活をスタートさせるのでした。


ところがです。
結婚してからの二人は仕事も忘れてデートぱっかり。
最初は「まぁ新婚さんだから〜」と大目に見ていましたが、


あまりのいちゃつきようにさすがにむかついた天帝は、


天の川をはさんで二人を引き離してしまいました!


それからとりあえず機織の仕事は再開しましたが、 元気な織姫様はすっかりなりをひそめ、 一日中しょぼくれてつらく悲しい日々を過ごすようになってしまいました。


彦星様も同様です。
牛を追っては、牛に慰めてもらうしまつ。


さすがにちょっとやりすぎなんじゃないんですか〜? という冷たい視線が天帝に向けられるようになってしまいました。
でもそこは天帝!
ちゃ〜んと仕掛けがあったのです!


まじめに働けば、一年に一度だけ七月七日の日に天の川を渡る船を出してもらって 一夜のアバンチュールを楽しめるのです!
さすが天帝様、思いやりがあるぅ〜! と、 たった一日だけのケチなご褒美なのに、 さりげなく高感度をUPしようという作戦が仕掛けられてたのです!


ともかく、愛し合う二人にとってはそんなことは関係ありません!
年に一度の甘く切ないストロベリー・タイムを過ごすのです〜!!


でもまだです!
あぁ、二人とも安心するのはまだ早いのです!
もう一つ、恐るべきからくりが仕掛けられているのです!!


それは、年に一度の七月七日に雨が降ってしまうと、天の川が大増水!!
船を出してもらえなくなるのです!!


雨天順延は認められません!
天の川をはさんで引き離された二人はどうなってしまうのでしょうか・・・!!



→ つづく