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ロ |
あれ、プレアデスちゃんだ!
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マ |
知らないお姉さんとお話してるぅ〜。
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ロ |
プレアデスちゃぁ〜ん!
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プ |
ん?
ロウラ、マーガレット!
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マ |
そのお姉ちゃんだ〜れぇ〜??
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プ |
ママの使い魔のアラクネだ。
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ロ |
ララねーちゃんの?!
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ア |
お二人のことはよく聞いてます。
よろしくお願いしますね。
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マ |
こ、こちらこそよろしくお願いしますっ☆
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マ |
ん?
アラクネお姉ちゃんって、ひょっとして、虫?
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ア |
私ですか?
蜘蛛ですよ。
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ロ |
蜘蛛?!
ひょ、ひょっとして、毒とか持ってる・・・?
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ア |
くすくす、いいえ。
ただの家蜘蛛ですよ。
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ロ |
ほっよかった〜☆
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マ |
安心〜☆
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ア |
でも、目はちゃんと八つありますよ。蜘蛛ですから。
ほら、ここのところに。見ます?
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ロ マ |
(ガクガクブルブル・・・)
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プ |
八つあるのか?!
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ア |
うふふ、冗談ですよ〜。
そんなに怖がらないでください☆
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ロ |
び、びっくりしたぁ〜。
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プ |
プーもびっくりした!
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ア |
ごめんなさい、ちょっと冗談がすぎじゃったみたいですね。
怖がらないで仲良くしてくださいね。
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マ |
ふぅ、アラクネお姉ちゃん、やさしいお姉ちゃんでよかったぁ〜☆
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ホ |
・・・。
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ア |
ん?
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ホ |
・・・・・・。
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ア |
あら、この子、なあに??
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ホ |
・・・ヴヴ。
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ア |
え、ええぇ?!
ちょ、ちょっとちょっとぉ〜!
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ロ |
わぁ、まさかっ!
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ホ |
ヴヴヴヴヴ〜!!
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ア |
きゃ、きゃぁぁぁ〜!!
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ロ |
ホ、ホイホイちゃんだめ〜!
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マ |
まってまって違うのぉ〜!!
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ロ |
蜘蛛さんはね、おうちの守り神なの。
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ホ |
ほひっ??
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マ |
そうよ。
だから害虫じゃないのよ。
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ホ |
ほひ、ほひっ??
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プ |
アラクネは退治しなくてもいい。
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ア |
びっくりしたわぁ〜。
誤解は解けた?
ちっちゃなガーディアンさん?
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ホ |
ヴヴヴ・・・。
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ア |
仲良くしましょうね?
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ホ |
ヴ〜・・・。
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☆
☆
☆
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ア |
(なんかこの子、ずっとついてくるんだけど・・・?
監視されてる??)
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ホ |
(てくてく・・・)
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☆
☆
☆
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ア |
ふぅ〜、今日はみんなのところに挨拶に行ったり、疲れちゃったわ〜。
最近朝は寒いことがあるから、あったかくして寝なくちゃね〜。
(もそもそ・・・)
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ア |
・・・って、ハッ!!
(がばっ!!)
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ホ |
・・・・・・。
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ホ |
・・・。
(ゴロゴロ・・・)
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ア |
(な、なに?!
あたしってば、油断したら狩られちゃったりとかするの?!)
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