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ベ |
転校生を紹介します。
今日からみんなといっしょにお勉強することになった、梶幸子さんです。
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| ゆ |
梶幸子で〜す。
ゆっきぃって呼んでください☆
こう見えても女子高生で〜すっ。
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（え〜〜〜〜？！）
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| ベ |
ゆっきぃに質問のある人〜？？
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ロ |
ハーイ、ハイ、ハーイ！！
どうして高校生なのに、この教室なの〜？！
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| ゆ |
とっても学校ぎらいだった子が、
楽しくて面白い授業のおかげで、
とっても学校が好きになったって聞いたの〜。
だから、ぜひこの教室に入ってみたいと思ったの〜。
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| マ |
（ロウラのことだ。）
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| ル |
（きっとロウラちゃんだ。）
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| プ |
（ん、ロウラだ！）
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ベ |
急だったからまだ机とか用意出来てないの。
ごめんなさい、ロウラとマーガレットの間に座ってて、ゆっきぃ。
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| ゆ |
はーい、よろしくねー☆
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| マ |
こちらこそ〜、ゆっきぃお姉ちゃん！
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| ゆ |
「ゆっきぃ」でいいよ。
同級生なんだし☆
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| ロ |
よろしくね、ゆっきぃ☆
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ベ |
それじゃあさっそく、新学期最初の授業を始めま〜す！
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| ゆ |
え、最初の授業？
もう９月に入って一週間経ってるよ？
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| ロ |
あぁ、ベッキー先生、夏休みに遊びに行ったところで迷子になって、
昨日まで行方不明だったの。
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| マ |
昨日やっとルーニーちゃんが見つけて連れ帰ってきたの。
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ベ |
さ、まずは夏休みの宿題、
「『シュレーディンガーの猫』について勉強してみて思ったこと」を発表してください。
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| プ |
プーはよくわからなかった。
ギュンナお姉ちゃんにも聞いてみたけど、やっぱりよくわからなかった。
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| ル |
私はアルベールに教えてもらったけど、
それでもなんだかよくわかりませんでした。
アインシュタインさん達が悩んだくらいだから・・・。
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ロ |
ハーイ！
ロウラは、猫がかわいそうだと思いましたー！！
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| マ |
ハーイ！
マーガレットはぁ、シュレーディンガーさんはひどい人だと思いましたー！！
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| ベ |
う〜ん、やっぱり量子力学はちょっと難しかったかなぁ・・・。
ごめんね。
・・・じゃぁ、次はヒマワリさんの観察日記について発表してください。
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| ゆ |
（え”、量子力学？！
シュレーディンガー？！
ヒマワリさん？！
ここのレベルっていったい・・・！！）
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☆
☆
☆
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ロ |
へぇ〜、ゆっきぃ、戦車持ってるんだ〜！！
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| ゆ |
うん、RIOちゃんっていうの〜。
今は伊達ちんって人に改造してもらってるの。
なんか自爆装置とかついちゃってるらしいから、取ってもらってるのよ。
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| マ |
すごーい、それに乗って世界中を練り歩くんだぁ〜！！
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志 |
ゆ、ゆっきぃが来たですって？！
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| ゆ |
あら、志野ちゃん？！
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| マ |
ゆっきぃ、志野ねえのことしってるの？
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ゆ |
うん、私んちでメイドさんしてくれてたの。
いつの間にか姿を見なくなっちゃってたんだけど・・・。
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| ロ |
えー、志野姉ちゃんって、うそっこのメイドじゃなかったんだー！
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| マ |
するとゆっきぃが志野ねえの「ボス」？！
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ゆ |
うん、そうなの。
で、志野ちゃん、どういうこと、こんなところで会うなんて。
まるで逃げ出して油売ってるように見えるんだけどぉ〜？
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| 志 |
あわわわわ・・・。
は、話せばわかるわ、ゆっきぃ☆
そう、長い話になるから省略するけど。
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| ロ |
志野姉ちゃんはねぇ、ここでちょうちょさん達をこき使ったりとか、ひどいことしてるの！
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| マ |
そうそう！
がつんと言ってやって！！
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ゆ |
志野ちゃん、今日はゆっくり色んなオハナシをしましょう☆
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| 志 |
あわわわわぁ〜。
勘弁してぇ〜。
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| ロ |
強力なお目付け役が来てくれたね！
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| マ |
うんっ！！
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